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相続講座(6) 寄与分

投稿日:2018年2月3日

相続人と一言に言っても、故人のために最後まで尽くした人やそうではない人もいます。

例えば故人に子供が2人いて、故人の生前、兄は献身的に故人の身辺の世話をしていた一方、弟は好き勝手遊んでいたとしましょう。

この場合も法定相続分の上では、兄と弟は平等に半分ずつということになりますが、少し不公平な感じも否めません。

そこで民法では

  • 被相続人(故人)の事業に関する労務の提供や財産の給付
  • 被相続人の療養看護

などの方法によって被相続人の財産の維持や増加に特別の貢献があった相続人に対し、法定相続分に上乗せして相続財産を取得できるということを定めています。

日常的な言葉に置き換えて例を挙げると

  • 病気や怪我をした時に必死に看病・お世話をしてくれた相続人
  • 老後の介護を日常的に行っていた相続人
  • 被相続人の借金の肩代わりをした相続人
  • 被相続人が必要な時に自分の財産を提供した相続人

などです。 

この時相続財産の中から上乗せされる分を「寄与分」と言います。

「特別な貢献」とは

なお、「特別な貢献」というところがポイントです。

実際こう言うのも変ですが、例えば「妻として夫(被相続人)を誰よりも支えてきた」ということがあったとしても、それは「特別な貢献」に当たるとは限りません。

「それが普通」とみなされてしまうためです。

また、例えば介護の見返りとして金銭などを受け取っていた場合も「特別な貢献」にはあたらないと言われています。

誰が寄与分を決めるのか

では、「寄与分」は一体いくらの価値とすればいいのかについてですが、これは結局は相続人間で決めることになります

「貢献度」はなかなか数値として測りづらく、最終的には利害関係人である相続人同士で決めていくことになります。

仮に、そこで揉めてしまった場合は、家庭裁判所に対して調停を申し立て、裁判所に決めてもらうことになります。

従って、被相続人自身が生前に寄与分として特定の相続人に上乗せして分配して欲しいときは、遺言を残しておくことが有益と言えます。

寄与分がある時の分け方

これも例を挙げて説明しましょう。

【事例】 

  • 被相続人の遺産は1,000万円の現金のみ
  • 相続人は子2人(兄と弟)のみ
  • 兄には200万円分の寄与分があると兄弟間で納得済

次のように分けていきます。

(1)相続財産1,000万円のうち、兄の寄与分を差し引く
(2)残った800万円を、兄と弟の法定相続分である半分ずつに分ける

この時点で、兄400万円、弟400万円となりますよね。

そして最後に

(3)兄の寄与分を、兄の400万円に加算する

これで、最終的には兄600万円、弟400万円(二人合計1,000万円)となりました。

このように、まずは寄与分を相続財産から抜いておいて、残ったものを法定相続分で分配、最後に、寄与者(寄与分をもらえる人)に寄与分を足して完了です。

寄与分の問題は、本来、遺言によってほとんどの部分が解決できますが、遺言がない相続に直面されている方は心に留めておいてください。

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