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相続講座

相続講座(10) 相続の対象とならない財産

投稿日:2018年3月11日

相続は被相続人のプラスの財産もマイナスの財産(借金など)も全て引き継ぐのが筋ですが、中には相続財産として含まれないものがあります。

代表的なものを挙げておきます。

  • 生命保険の死亡保険金
  • 死亡退職金
  • 祭祀財産(さいしざいさん)

これらは、被相続人の死亡とともに相続人の「共有財産」とはなりません。
つまり、あらかじめ「特定の人」のもの、ということになります。

但し、この中には相続税を考える際の価値には含めることもあるので注意が必要です。

「遺産分割の対象とはならないが、受け取った人は(相続財産全体の価値によっては)相続税を支払う必要がある場合もある」と覚えておいてください。

生命保険の死亡保険金

死亡保険金はその契約の中で「保険金受取人」を決めていることだと思います。

そして、その受取人固有の財産として扱われます。つまり、相続財産(遺産分割の対象)としては扱われないということです。

ここにはひとつ例外があり、

  • 保険契約者(保険を契約している人)が被相続人であり
  • 被保険者(保険の対象となる人)も被相続人であって
  • 死亡保険金受取人(被保険者が亡くなった際に保険金を受け取る人)も被相続人である場合

については、死亡保険金が相続財産となることがあります。
あまり例のないケースかとは思いますが。

さて、では保険金の受取人が妻である場合で例を挙げましょう。

ご本人は自分が亡くなった場合に妻が1,000万円の死亡保険金を受け取れる保険を契約していました。
そして、残念ながらご本人が亡くなってしまったとします。

死後、実はご本人には1,500万円の借金があることが判明しました。その他の財産はありません。

この場合、妻が取るべき方法は何なのでしょう。

死亡保険金の1,000万円を借金の返済に充てても、500万円の借金だけが残ってしまいます。
実は、この場合、その前提だけであれば相続放棄をした方がよいのです。

もし死亡保険金が相続財産の扱いであれば、保険金も放棄となってしまう代わりに、1,500万円の借金も相続せずに済むという結果に落ち着くだけですが、この場合保険金は相続財産ではないのです。受取人固有の財産です。

ということは、相続放棄をしても受け取ることができます。

相続放棄をすることによって、1,500万円の借金は相続せずに済み、死亡保険はそのまま1,000万円受け取れるのです。

これは大きな違いですね。
ぜひ覚えておいてください。

死亡退職金

死亡退職金についても、死亡保険金と考え方は同じです。

但し、直接受け取れる方は故人の勤務先の就業規則により「配偶者」なのか「相続人」なのかは異なるのできちんと確認しましょう。

その取り決めも、その勤務先が受取人を決めているだけであって、遺産分割の対象となるわけではありません。

もちろん、被相続人が生前に退職し、受け取った退職金については、受け取った時点で被相続人の通常の財産になりますので、仮に受け取って何かに使う間もなく亡くなってしまった場合は、その退職金は(現金や預金に形を変えた)通常の相続財産となります。

祭祀財産

祭祀財産とは、簡単に身近なものを挙げると仏壇やお墓などです。

これらは相続の対象とはなりません。
従って、故人が生前に高価な仏壇やお墓、仏具を購入して持っていても、それは遺産分割の対象とはならないということです。

では誰が引き継ぐかといいますと、祖先の祭祀を主宰すべき者、つまり祭祀主宰者(さいししゅさいしゃ)ということになります。

祭祀主宰者は必ずしも相続人の中から選ばなければならないわけではなく、また、誰を祭祀主宰者にするかは遺言で指名できるほか、生前に口頭で指定しておくこともできます。

指名がなくとも、地域の慣習や相続人同士の話し合いで決めることもできます。

祭祀財産は相続税の対象とはならないので、仏壇やお墓が高価であっても、祭祀主宰者にその分の相続税が課せられることはありません。

また、祭祀主宰者が相続人の中から選ばれた時で、祭祀主宰者として仏壇やお墓を引き継いだ時であっても、相続人としての相続分には影響を与えません。

仏壇や墓を引き継いだからその分相続分を減らせ、と言われることもないのです。
逆に、「私は祭祀主宰者を引き受けるのだから、その分相続分を増やせ」と自分から言うこともできません。

大抵の場合は遺言等により祭祀主宰者に少し多めの相続分を用意することが多いようです。

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