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相続講座

相続講座(1) 相続とは

投稿日:2018年1月26日

「相続」を一言で言うと

人が亡くなった際にその故人の「資産」「負債」、いわば「権利と義務」を一定の遺族の方などが引き継ぐことです。

資産(権利)の範囲

ここには、故人が持っていた現金や預金、車や不動産などの資産はもちろん、例えば故人が交通事故の被害者として亡くなった場合、加害者に対する「損害賠償請求権」などの権利も含まれます。

負債(義務)の範囲

よくある例が借金です。故人が借金を残したまま亡くなった場合は、相続人全員が共同して返済する必要があります。

もし、故人が誰かの借金の連帯保証人となっていた場合、その連帯保証人としての地位(義務)も相続してしまいます。

特に連帯保証人となっていた事実は、実際に借金していた人が返せなくなってはじめて請求が来てそこで判明することが多いので、注意しましょう。

また、電車に飛び込んで自殺をして亡くなった場合、鉄道会社から遺族に損害賠償請求が来るという話を聞いたことがあるかも知れませんが、それは鉄道会社に損害賠償をしなければいけない義務を相続してしまうことによるものです。

故人

相続においては、亡くなった方を「被相続人」と呼びます。

一定の遺族

相続においては被相続人の権利義務を相続する遺族を「相続人」と呼びます。

現金1円でも相続の対象です。
「うちには財産なんてないから相続なんて関係ない」ということはほぼありえません。
(それこそ、相続が発生しないのは、亡くなる瞬間に資産も負債も、権利も義務も全く持っていなかった場合なのです)

コラム(予備知識)

昔は相続といえば「家」自体を継ぐものとされていました。

相続の「相」という漢字は「手相」や「人相」にも使われているとおり、「かたち」を表す漢字です。

本来の相続とは、家の「姿かたち(相)」を「続けて」いくもの、という意味なのです。
 
その当時は現在の戸籍制度とも違い、「家長」という人が存在していました。
家の財産を所有する家長(戸主)が亡くなった場合、原則としてその家の長男が財産を含め受け継いでいました。

家督相続(かとくそうぞく)」というものですね。

しかし現在では「家」制度は廃止され、民法により決められた「法定相続人」が、一定の割合で均等に相続するという制度になりました。
これは、家族といえども一人の独立した人間であることには変わりなく、個人は平等であるべきという「法の下の平等」を定めた日本国憲法の考え方に基づくものです。

昔は長男(つまり、一番年長者の、かつ男性)が偉いとされてきて、女性や次男は何も相続するもがありませんでしたが、それが変わったのです。

どちらが本来あるべき姿なのでしょうか。

本当の平等、いろいろ考えさせられることはありますが、その辺りはここで論じるべきことではないので、いつかお会いできたら、その時にお話しましょう。

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