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相続コラム

相続分の譲渡とは

投稿日:2018年3月23日

相続分の譲渡とは、その名の通り相続分を他の相続人や第三者に譲渡してしまうことを言います。

自分の相続分を全て譲渡した相続人は、遺産分割協議に参加する必要もなくなりますので、その分遺産分割協議に参加する人数が減り、スムーズに事が運ぶこともあります。

厳密に説明すると少し難しい話になるので、例を挙げてご説明しましょう。

【例】

被相続人:A
相続人:B・C・D
※Dは前妻との子で疎遠
※DはAから認知済

本来この関係図のとおりであれば、遺産分割協議はB・C・Dさんの3人で行う必要があります。しかし、遺産分割協議の結果をしたためる遺産分割協議書には、財産にどういうものがあり、どのように分け合ったかを記載しなければなりません。

Dさんは既に父であるAさんとかなり疎遠であり、BさんとCさんは、Aさんの遺産にどういうものがあって、どう分け合うかはDさんにあまり知られたくないと思っています。

こういう時に、有効な手段として、Dさんに相続分の譲渡をしてもらうということが考えられます。

仮に、Dさんにやっと連絡がつき、Dさんが「何も要らない」と言ってくれれば、相続放棄をしてもらうという手もあるのですが、もし「相続する筋合いはないとは思うけど、今生活も厳しいので、100万円くらいは欲しい」と言ってきたらどうでしょう。

DさんもAさんに認知されている子である以上、相続人です。

したがって、遺産分割協議に参加する権利はあります。

ここで、Aさんに100万円を対価として、相続分を譲渡してもらうのです。

こうすることにより、BさんとCさんは、相続財産の中から100万円を支払うことによって二人だけで遺産分割協議を進めることができ、その内容をDさんに知られる必要もなくなるというわけです。

その他、この相続分の譲渡は多くの場面で使われますが、ごく簡単な例でした。

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