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遺言講座

遺言を学ぶ【1】 遺言とは

投稿日:2018年1月30日

 「遺言」は、「ゆいごん」又は「いごん」と呼びます。専門家は「いごん」と読むことが多いようですが、当事務所はあえて「ゆいごん」と呼んでいます。

 遺言とは自分に万が一のことがあった時に、遺される人たちに対する最後のメッセージです。

遺書(いしょ)とは違う

 「遺書(いしょ)」も同じく、遺される人たちに対するメッセージではありますが、基本的にはそれ以上の意味はありません。

 遺言は法律によりルールが多く決められていますが、遺書はごく個人的な想いをつづるに過ぎず、たまたま遺言の要件を満たすという奇跡的な事態を除いて、遺書により法的な権利や義務が発生することはありません。

 

遺言は権利義務を発生させる手紙

 「遺言」は一般的に民法により定められた「自分が亡くなった後の法律関係を生前に定めておく意思表示」と理解してください。

 つまり、遺言により相続人等の法律上の権利を作り出したり、無くしたりすることができるということです。

 従って、法律で決められた方法で法律が決めている事項に限り、遺言としての効力を持ちます。

遺言の大きな前提

 遺言が有効であるためには、まず大前提として必ず書面になっていなければなりません

 書面になっていたとしても、法律の決まりを満たしておらず有効でないことはありますが、書面になっていない場合に有効となることは100%ありません。ここはご注意ください。

 

 そして、遺言が効力を発揮するのは遺言した人が死亡した時、です。遺言を書いた人がご存命のうちは、その遺言書により誰かに何か法的な権利や義務が発生することはありません。

 また、このホームページでも遺言をする人のことを「遺言者」と呼びます。

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