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遺言コラム

遺言物語 ~遺言を実生活に置き換えて~

投稿日:2018年3月9日

遺言について、少し物語を例として交えながらいきましょう。

ある日、お父さんが家族にケーキをひとつ買ってきました。
お父さんは「さあ、ケーキを持ってきたから、あとはみんなで適当に分けて食べろ」と言います。
適当に分けろって言われても、どう分けるかみんな迷ってしまいました。ケンカにならなきゃいいな・・・・。

これが、遺言書がない場合の相続です。

遺言がない場合は、残された家族がどうやって分けるかを話し合って決めなくてはなりません。
この話し合いを遺産分割協議といいます。

今まで仲良く暮らしてきたように見えても、いざ分け合いの話の場をもってみると実に生々しく具体的で、揉めてしまうこともあります。 では、お父さんがこう言ってくれたらどうでしょう。

「ケーキを買ってきたからお母さんが半分食べろ。あとの半分は子供たち分けるとして、お兄ちゃんは妹に少し多めに食べさせてあげような。」

お兄ちゃんは内心「僕も半分欲しい!」と思いましたが、やっぱりお父さんの言うとおりにしようと思い、家族で余計な話し合いをすることなく、仲良くケーキを分け合いました。

この「お母さんは半分食べろ。あとの半分は子供たちで~」という部分が遺言なのです。

遺言があると余計な話し合いをせずに財産を分け合うことができます。
そしてお兄ちゃんが思った「お父さんの言うとおりにしよう」という考えは、実は多くの人がもっている感情です。

遺言がある場合は、法的には原則としてその内容を最も尊重することとされていますし、実際家族(相続人)も尊重してくれることが多いようです。

また、すべての人がそうではないでしょうが、こと日本人は遠慮を美徳とする面もあります。

 

遺産分割協議は、何も揉めることばかりではありません。
逆にみんなが遠慮して「何も決まらない」ということもあるのです。

遺産分割がいつまでも終わらないと、場合によっては相続税の面で大きく不利益を受けることがあります。

これらを総合的にみて、ご自身で遺言書を書いておくことには多くのメリットがあると言えます。
もちろん、遺言を書いてとはなかなか家族も言いにくいもの。
だからこそ、ご自身で思い立つことが大事なのです。

 

最後に、ここには隠された物語があります。

これは、お父さんの目線にたってのことなのですが…、お父さんは「お母さんが半分食べろ」と言いましたよね。

なぜ3等分にしなかったのでしょう。

それは・・・お父さんにとってお母さんは長年一緒に連れ添った妻だったからに他なりません。
いつも自分のそばで自分を支えてきてくれた「お母さん」への感謝の気持ちもあったのかもしれませんね。

遺言とは家族への最後のメッセージ。 大切な人たちへの想い、そして自分の想いを遺言に託してみませんか。

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